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庭木剪定の最適な時期はいつ?常緑樹・落葉樹・花木別の年間スケジュール


お庭の庭木が伸びすぎて困っていませんか?剪定は庭木の健康を保ち、美しい景観を維持するために欠かせない作業です。しかし、間違った時期に剪定を行うと、花が咲かなくなったり、木を傷めてしまう可能性があります。

 
静岡県磐田市に拠点を構える株式会社伊東造園では、造園技能士1級・2級在籍のもと、28年間の豊富な経験を活かした庭木剪定サービスを提供しています。浜松市中央区・南区をはじめとした県内全域での剪定実績を通じて培った知識をもとに、適切な剪定時期と方法について詳しく解説いたします。
 

なぜ剪定時期が重要なのか

剪定は単なる枝切りではなく、樹木の生命活動に深く関わる重要な作業です。適切な時期に行うことで、庭木の健康を保ち、美しい樹形を維持できます。
 

基本剪定と軽剪定の違い

剪定には主に2つの種類があります。基本剪定(強剪定)は、樹形を大きく変える本格的な剪定で、太い枝を大胆に切り落とします。一方、軽剪定は、樹形を微調整する程度の軽い剪定作業です。
基本剪定は木への負担が大きいため、樹木が休眠期に入る冬季(11月~2月)に行うのが理想的です。この時期なら栄養を蓄えているため、大幅な剪定でも樹木へのダメージを最小限に抑えられます。
 

時期を間違えた場合のリスク

間違った時期の剪定は、以下のような深刻な問題を引き起こす可能性があります。

注意ポイント
・花芽を切り落としてしまい、翌年花が咲かない
・樹液の流出により木が弱る
・病害虫の侵入リスクが高まる
・徒長枝が大量発生し、樹形が乱れる

特に、新芽が活発に伸びる4月下旬~5月にかけては、落葉樹・常緑樹ともに剪定を避けるべき時期です。この時期の剪定は、樹液の流れが活発なため切り口から大量に流れ出し、樹木を消耗させてしまいます。
 

季節別剪定スケジュール

剪定作業は年間を通じて3回の適期があり、それぞれ異なる目的と方法で行います。季節ごとの特徴を理解して、適切なタイミングで剪定を実施しましょう。
 

春の剪定(3月~5月)

春の剪定は「新芽が出る前の時期」がポイントです。寒さも一段落し、新芽が出る前の3月下旬~4月中旬が最適です。

時期
作業内容
対象樹木
3月下旬~4月中旬
基本剪定・強剪定可能
常緑樹・落葉樹全般
4月下旬~5月
剪定避けるべき時期
全樹種

「参照:KINCHO園芸(旧住友化学園芸)」
春の剪定は、剪定後すぐに新芽が伸びるため、早く大きくしたい樹木に向いています。ただし、4月下旬以降は樹液の流れが活発になるため、この時期の強剪定は避けましょう。
 

夏の剪定(6月~8月)

夏の剪定は「樹形を整える軽剪定」が中心です。新芽が固まり充実した6月~7月上旬が最適な時期となります。
夏の剪定では、伸びすぎた枝や込み合った枝を間引いて風通しを良くします。これにより、病害虫の発生を予防し、台風の強風による枝折れを防ぐ効果も期待できます。
ただし、真夏の7月下旬~8月は樹木が最も栄養を消費する時期のため、強い剪定は控え、軽い整枝程度に留めることが重要です。
 

冬の剪定(11月~2月)

冬の剪定は「樹木の休眠期」を活用した本格的な剪定時期です。特に落葉樹は葉が落ちて枝の構造が見やすくなるため、樹形を大きく変える作業に最適です。
この時期の剪定では、枯れ枝や病気にかかった枝の除去、樹形を乱す不要枝の整理を行います。樹木が栄養を蓄えているため、太い枝を切っても負担が少なく、回復も早くなります。
 

 

樹木別剪定時期一覧


樹木の種類により、最適な剪定時期が異なります。常緑樹、落葉樹、花木それぞれの特性を理解して、適切な時期に剪定を行うことが大切です。
 

常緑樹の剪定時期

常緑樹は一年を通じて葉を維持するため、栄養分の消費が最も多い春(3月~5月)の剪定が最適です。

松類(クロマツ・アカマツ)

最適時期:11月~2月(もみあげ・芽切り:5月~6月)

注意点:春の樹液流動期(3月~4月)は避ける

作業内容:古葉取り、不要枝の除去、樹形整理

サザンカ・ツバキ

最適時期:3月下旬~4月上旬

注意点:花後すぐの剪定で翌年の花芽確保

作業内容:樹形整理、混み合った枝の間引き

キンモクセイ・ヒイラギ

最適時期:3月~4月、6月~7月

注意点:寒さに弱いため冬の強剪定は避ける

作業内容:軽剪定中心、樹形の微調整

「参照:KINCHO園芸 花芽を残す花木の剪定」
 

落葉樹の剪定時期

落葉樹は冬の休眠期に剪定を行うのが基本です。葉が落ちて枝の構造が見やすくなり、大胆な剪定も可能になります。

樹種
最適剪定時期
軽剪定可能時期
イロハモミジ・ヤマモミジ
11月~2月
5月~7月
ヤマボウシ・ハナミズキ
11月~2月
6月~7月
エゴノキ・シャラノキ
12月~2月
6月

「参照:KINCHO園芸 整枝・剪定の時期」
 

花木の剪定時期

花木の剪定で最も重要なのは、花芽を切り落とさないことです。花芽分化期と開花習性を理解した適切な時期の剪定が必要です。
早春開花の花木(梅・桜・レンギョウなど)は、花後すぐ(3月~4月)の剪定が基本です。遅れると翌年の花芽を切り落とす危険があります。
初夏開花の花木(ツツジ・サツキ・アジサイなど)も花後すぐの剪定が重要で、遅くても6月中旬までには終わらせる必要があります。
夏~秋開花の花木(サルスベリ・ムクゲ・キンモクセイなど)は、冬の休眠期(12月~2月)に剪定を行います。
 

静岡県・磐田市での剪定注意点

静岡県磐田市を含む東海地方は、比較的温暖な気候のため、剪定適期が全国標準より若干早めになる傾向があります。浜松市中央区・南区などの沿岸部では、さらに温暖な気候を活かした剪定スケジュールの調整が可能です。
 
特に静岡県内では、台風の影響を考慮した夏季剪定が重要です。6月~7月上旬に込み合った枝を適切に間引くことで、台風シーズンの強風による枝折れを予防できます。
また、太平洋側の温暖な気候により、常緑樹の成長期が長いため、適切な時期での剪定がより重要になります。冬の剪定も、厳寒期を避けて2月下旬~3月上旬に行うことで、樹木への負担を軽減できます。
 

静岡県内の剪定ポイント
・台風シーズン前(6月~7月)の予防剪定が重要
・温暖な気候を活かした適期の前倒し
・沿岸部と内陸部での微気候差への配慮
・常緑樹の成長旺盛期への対応

 
適切な剪定時期で庭木の健康を守りましょう
庭木の剪定は、適切な時期に行うことで樹木の健康を保ち、美しい景観を長期間維持できます。常緑樹は春、落葉樹は冬、花木は花後すぐという基本原則を守り、樹木の特性に合わせた剪定スケジュールを心がけることが大切です。
静岡県磐田市、浜松市中央区・南区での剪定作業では、温暖な気候特性と台風対策を考慮した適切な時期選択が重要です。専門的な知識と技術が必要な作業については、造園技能士などの有資格者による施工をお勧めします。
 

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