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造園技能士1級・2級の違いとは?静岡県で受験する方法と合格率・難易度解説

最終更新日:2026年07月19日

造園業界でキャリアアップを目指すなら、国家資格である造園技能士の取得は必須といえます。しかし、1級と2級では求められる技術レベルや受験資格に大きな違いがあり、どちらから挑戦すべきか迷う方も多いでしょう。

この記事では、静岡県磐田市で造園工事・剪定工事・緑化工事・植栽管理を手がける株式会社伊東造園が、造園技能士1級・2級の違いや静岡県での受験方法について詳しく解説します。当社では造園技能士1級・2級の有資格者が在籍し、28年の業歴で培った知識と経験を基に、資格取得を目指す方々をサポートしています。

造園技能士とは?国家資格の基本知識

造園技能士は、職業能力開発促進法に基づいて実施される国家検定制度の一つです。技能検定に合格することで技能士の称号が付与され、造園に関する専門的な知識と技術を公的に証明できます。

国家資格としての特徴と業界での価値

造園技能士は名称独占資格であり、資格を持たない者が造園技能士と名乗ることは職業能力開発促進法により禁じられています。この資格は単なる技術証明にとどまらず、造園業界における信頼性と専門性の証として高く評価されています。

重要ポイント

大規模な公共工事では現場に造園技能士の参加が義務づけられており、国や自治体からの工事受注において必要不可欠な資格となっています。静岡県内の造園業者にとって、この資格は事業拡大の重要な要素です。

級別の位置づけと業務範囲

造園技能士は現在、1級・2級・3級の3段階に区分されており、それぞれ上級・中級・初級と位置づけられています。級数が上がるほど高度な技術と幅広い知識が求められ、担当できる業務の範囲も拡大します。

級別
位置づけ
実務経験要件
主な業務範囲
1級
上級技能者
7年以上
大規模公共工事・複雑な造園設計・現場監督
2級
中級技能者
2年以上
一般造園工事・個人庭園・基本的な緑化工事
3級
初級技能者
不要
基本的な作業・補助業務

「参照:一般社団法人日本造園組合連合会」

1級と2級造園技能士の決定的な違い

1級と2級の造園技能士では、求められる技術レベルや受験条件に大きな違いがあります。キャリアプランを立てる上で、これらの違いを正確に理解することが重要です。

実務経験と受験資格の違い

最も大きな違いは実務経験の要件です。2級が2年以上の実務経験を求めるのに対し、1級は7年以上の実務経験が必要となります。ただし、学歴や保有資格によって必要年数の短縮が可能です。

1級造園技能士

基本要件:7年以上の実務経験

短縮条件:2級合格者は2年短縮可能

学歴優遇:大学卒業者は2年短縮

対象者:現場監督レベルの技術者

2級造園技能士

基本要件:2年以上の実務経験

短縮条件:職業訓練修了者は短縮可能

学歴優遇:専門学校卒業者は一部短縮

対象者:一般の造園作業従事者

「参照:中央職業能力開発協会」

試験内容と難易度の比較

学科試験は両級とも100分で50問の四肢択一式ですが、出題範囲と専門性に違いがあります。実技試験では作業内容と制限時間が大きく異なり、1級の方がより高度で複雑な技術が求められます。

試験区分
1級造園技能士
2級造園技能士
学科試験
100分・50問(四肢択一)
100分・50問(四肢択一)
実技試験
竹垣製作・つくばい敷設・景石配置・植栽(3時間30分)
四ツ目垣製作・飛石敷設・低木植栽(3時間30分)
要素試験
樹種判定(10分)
樹種判定(8分)
合格基準
学科・実技とも65点以上
学科・実技とも65点以上

「参照:Wikipedia造園技能士」

合格率と資格取得のメリット

合格率は1級が約25%、2級が約40%となっており、1級の方が格段に難易度が高くなっています。しかし、取得後のメリットも大きく異なります。

1級造園技能士は造園業界での最高位資格として認められ、大規模公共工事への参加資格や独立開業時の信頼性向上に大きく貢献します。静岡県内では、県や市の緑化事業において1級技能士の配置が優遇条件となるケースも多く見られます。

2級造園技能士は中級技能者として位置づけられ、一般的な造園工事や個人庭園の施工において十分な技術証明となります。また、1級受験の際の実務経験短縮にも活用できるため、ステップアップの重要な資格といえます。

静岡県での受験方法と手続き

静岡県での造園技能士試験は、静岡県職業能力開発協会が実施しています。磐田市や浜松市周辺にお住まいの方にとって、受験手続きと試験会場の情報は重要なポイントです。

申し込みから受験までの流れ

造園技能士試験の申し込みは、年に1回の受付期間内に行う必要があります。静岡県では通常、4月頃に受付が開始され、実技試験は夏から秋にかけて実施されます。

申し込み手続きでは、実務経験証明書の提出が最も重要なポイントとなります。勤務先の事業主による証明が必要であり、経験年数や従事した業務内容の詳細な記載が求められます。

試験日程と会場情報

学科試験は通常7月下旬から8月上旬に実施され、実技試験は8月から10月にかけて行われます。静岡県では複数の試験会場が設定されており、磐田市周辺の受験者にとってアクセスしやすい立地が選定されています。

受験料は1級・2級ともに学科試験3,100円、実技試験18,200円となっており、合計21,300円の費用が必要です。合格発表は実技試験終了後、約1か月程度で行われます。

効果的な試験対策と勉強方法

造園技能士試験に合格するには、学科と実技の両方で65点以上を獲得する必要があります。効率的な学習計画を立てることが成功の鍵となります。

学科試験対策のポイント

学科試験は庭園・公園の知識、施工法、材料、設計図書、測量、関係法規、安全衛生の7分野から出題されます。特に静岡県の受験者は、地域特有の植物や気候条件に関する問題にも注意が必要です。

過去問題集の活用が最も効果的で、最低でも3年分の問題を繰り返し解くことが推奨されます。間違えた問題は理解を深めて、同じ間違いを繰り返さないようにすることが重要です。

実技試験の練習方法

実技試験では限られた時間内で正確な作業を完成させる必要があります。竹垣製作や石の配置、植栽作業など、実際の現場での経験が大きく影響します。

時間配分の練習が特に重要で、得意な作業と苦手な作業を把握し、効率的な作業順序を身につけることが合格への近道です。樹種判定の要素試験も軽視せず、静岡県内でよく使用される樹木の特徴を覚えておくことが大切です。

造園技能士2級を最初に取得すべき理由

初めて造園技能士に挑戦するなら、いきなり1級を目指すのではなく、まず2級から取得することをおすすめします。ここでは2級から始めるメリットと、具体的な試験対策を解説します。

2級から取得するメリット

2級には7年という長い実務経験要件がないため、実務経験2年から挑戦できるのが最大のメリットです。また、2級を先に取得しておくことで、1級受験に必要な実務経験年数が2年短縮されるため、結果的に1級までの最短ルートになります。

転職活動においても、2級は「即戦力として現場作業を任せられる」証明として評価されやすく、未経験・浅い経験からのキャリアチェンジでは2級の取得が有効なアピール材料になります。

2級実技試験の内容

・四ツ目垣製作:竹材を用いた生垣の骨組みを規定時間内に組み上げる
・飛石敷設:図面の指示通りに飛石を配置し、歩きやすさと美観を両立させる
・低木植栽:植栽位置や向きを考慮しながら低木を配植する

2級合格までの勉強スケジュール目安

実務経験を積みながら受験する場合、学科・実技あわせて3~6ヶ月程度の準備期間を見ておくと安心です。最初の1~2ヶ月で学科の過去問対策を進め、並行して現場作業の中で四ツ目垣・飛石敷設・植栽の基本動作を意識的に練習し、試験2~3ヶ月前からは制限時間内での通し練習に切り替えるという進め方が一般的です。

期間
取り組む内容
1~2ヶ月目
学科の過去問演習、7分野の基礎知識のインプット
3~4ヶ月目
実技3課題(四ツ目垣・飛石敷設・低木植栽)の個別練習
5~6ヶ月目
制限時間内(3時間30分)での通し練習、樹種判定の暗記

よくある質問

Q1. 未経験でも2級は受けられる?
2級の受験には2年以上の実務経験が必要です。未経験の状態でいきなり受験することはできませんが、造園会社に就職して実務経験を積みながら受験準備を進めるのが一般的なルートです。

Q2. 独学で合格できる?
学科試験は過去問演習を中心とした独学でも対応しやすい内容です。一方、実技試験は現場での実践経験や、経験者からの指導が上達の近道になるため、勤務先の研修制度やメンター制度を活用することをおすすめします。

Q3. 2級を持っていると転職で有利になる?
国家資格として技術力を客観的に証明できるため、未経験・浅い経験からの転職では有利に働きやすい資格です。求人によっては資格手当の対象となる場合もあります。

造園技能士と庭園管理士の違いとは?

資格を調べていると「庭園管理士」という名称を目にすることがあります。名前が似ているため混同されがちですが、造園技能士とは性質の異なる資格です。

庭園管理士とは何か

庭園管理士は、日本園芸協会が認定する民間資格です。庭木の手入れ・水やり・移植などの管理技術や、庭石・竹垣といった庭園材料に関する知識を、同協会の通信講座を修了することで取得できます。

比較項目
造園技能士
庭園管理士
資格の種類
国家資格(技能検定)
民間資格
主催
職業能力開発促進法に基づく国の技能検定制度
日本園芸協会
取得方法・難易度
学科・実技試験に合格する必要あり(2級合格率約40%、1級約25%)
通信講座の課題を修了すれば取得可能
業界での評価
公共工事への参加資格・現場配置要件として評価される
趣味からプロ入り前の基礎知識証明として活用されることが多い
取得費用
学科3,100円・実技18,200円(合計21,300円)
通信講座の受講料が必要

「参照:日本園芸協会」

どちらを先に取るべきかの判断基準

すでに造園会社に勤務し、実務経験を積んでプロとしてキャリアを築きたい方は、国家資格である造園技能士2級から取得するのが近道です。一方、これから造園の世界に触れてみたい方や、趣味・独立準備の段階で基礎知識を体系的に学びたい方には、通信講座で学べる庭園管理士も選択肢になります。伊東造園で実務を積みながらプロを目指す場合は、まず造園技能士2級の取得を優先することをおすすめします。

造園技能士資格で広がるキャリアの可能性

造園技能士1級・2級の違いを理解し、自身のキャリアプランに合わせた資格取得を目指すことで、静岡県内の造園業界でより充実したキャリアを築くことができます。技術の証明だけでなく、公共工事への参加資格や転職時の優遇条件としても高く評価される重要な資格です。

静岡県の造園業界では、脱炭素社会の実現やグリーンインフラの推進により、今後ますます技術力の高い造園技能士の需要が高まることが予想されます。磐田市や浜松市周辺でも、公共施設の緑化や住宅地の環境整備において、有資格者の技術力が求められる機会が増加しています。

当社では造園技能士1級・2級の取得をサポートする研修制度を整備し、未経験者でも段階的にスキルアップできる環境を提供しています。静岡県内で造園業界への転職や資格取得を検討されている方は、ぜひ一度ご相談ください。実務経験を積みながら確実に資格取得を目指せる体制でお待ちしています。

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株式会社伊東造園
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